UFOキャッチャーでお金の大切さを知る

最近は、ゲームセンターばかりでなく、スーパーマーケットやレストランにも、ガチャガチャやUFOキャッチャーがおいてありますね。

小学1年生の娘がとってもやりたがるので、なるべく前を通りたくありません。

先日も、スーパーにお買い物に行ったら、出口のところに、かわいいキャラクターの詰まったUFOキャッチャーが設置されておりまして、娘が、「やりたいようー」と私の手を引っ張って放さないのです。

こんなもんは、一瞬で消える無駄金だ、と思いつつ、まあ、体験させるのも勉強かと思い、100円を渡しました。

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UFOキャッチャーは無駄遣い

まあ、私が予測した以上に、一瞬で100円が無駄になりました。

普通は、ロボットアームが前後左右に動いて、景品のおもちゃなんかがアームの先っちょに引っかかって持ち上がって、ゆるゆると運んでくる途中でおっこちて、ああ、残念! となるものですが、娘は操作の仕方がよくわからなかったと見えて、ロボットアームは、グーに握った後、パーに開いただけで、人形に触れることもなく終わってしまいました。

時間にして5秒ほどです。

さて、呆然としている娘に、説教というか、諭す番がやってまいりました。

100円でもっと楽しめる

実は、スーパーに来る前、近所の公園で、娘は紙芝居を見ているのです。

この公園には、ちょいちょい紙芝居のおじさんがやってきて、昔話とか、クイズとかしてくれます。幼稚園の子むき、小学生むきなど、工夫をこらして楽しませてくれます。クイズは、結構な難問もあって、大人が後ろから覗いていても面白いです。

子供は、クイズに正解すると、お菓子やカードなどもらえます。

この紙芝居とクイズに参加するためのエントリー料が、100円なんです。100円をおじさんに渡すと、水飴をもらえて、それが参加証になります。

お楽しみの時間は、およそ30分くらい。うちの娘は、ハイ!ハイ!ハイ!と賑やかに手を挙げ続けて、なんだか結構いろんなもんをもらっておりました。100円じゃワリがあわんだろうと思うのですが、まあ、おじさんも銭儲けのためではないのでしょう。

UFOキャッチャーと紙芝居

UFOキャッチャーで100円を失った娘に、紙芝居でいくらおじさんに渡したのか、思い出させました。紙芝居面白かっただろう?と。あれ、なんぼやった? そんで、今、あっという間になくなったのは、なんぼや?

あんまりくどくど言って、スーパーの中で大泣きされても困るので、今日の日記に書いておきなさい、と言っておきました。

で、こっそり書いていた反省文がこちら。

「こうかいしました」なんて、小学1年生にしては、難しい言葉を使っております。胸がキュンとなります。

同じお金でも、使い方によっては、有意義にも無駄にもなるということを、肌身で感じてもらえたんじゃないかと思っております。

UFOキャッチャーはギャンブルか?

で、UFOキャッチャーですけど、将来、クレーンの運転手になろうとか、レアアイテムをゲットして転売でもしようという目的でもなければ、無駄遣いになりますね。

あれ、お金が無駄になるかどうかというスリルを楽しむものですね。コツを掴んで、バンバン釣り上げるようになろう、ていうようなものでもないでしょう。ギャンブル以下だと思っております。

景品がほしければ、買えばいいと思います。釣り上げるのが楽しいのなら魚釣りにでも行くほうが良いです。

大人が自分で稼いだお金を無駄にするのは勝手にどうぞですけど、子供のうちから、あんなのに馴染ませてしまうと、お金に対する価値観が、軽くなってしまいます。将来が心配です。

まあ、お祭りの屋台でよくある、くじ引きだとか、射撃なんてのも、同じようなものだと思いますが、あれはあれで祭りの雰囲気を味わうのに悪くないかなとは思うのですが、日常の生活の場であるスーパーマーケットにUFOキャッチャーがあるというのは、まったくけしからんと思います。

UFOキャッチャーは、お金の教育のためのダシにするくらいが良いでしょう。

(好き勝手に書きましたが、UFOキャッチャーのメーカーの方とか、読んでおられましたらすみません。)

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