新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた個人事業者向けの持続化給付金100万円をだましとった、という事件がありました。
不正受給は詐欺です! というポスターが税務署なんかにも貼ってありますね。
なんでも、6000人くらいが不正受給したのだとか?
これは、お得に暮らすお金の知識ではありませんね。
世間の混乱のドタバタの中、審査もゆるいですから、インチキがまかり通りました。
個人事業もしていないのに、架空の売上記録をでっちあげて、申請したら、あっさり通ってしまったそうです。
しかし、ウハウハした人は、今後、ばれないかとドキドキ眠れない日々が続きますね。
100万円くらいのことで、罪悪感に悩まされて眠れなくなって鬱になって、自分が騙されやしないかと人間不信になって、やることなすこと裏目に出て、家庭不和になって、暗い人生になってしまいます。
この損害は100万円で埋められるものではないでしょう。
100万円が1億円だったとしても、心に影を落とすようなお金の付き合い方はすべきではありません。
いっとき、貧乏暮らしに苦しんだとしても、誠実に、世のため人のために生きていれば、きっと合法的で永続的な救いの手が差し伸べられるはずです。