違約金は払うべし

携帯電話の何年縛りとか、リースの中途解約とか、クルマや不動産の購入前の手付金とか、途中でやめたら払わねばならぬお金ってのがあります。

違約金というものです。債務不履行のペナルティみたいなものです。

これは嫌なものですね。

しかし私は、違約金は喜んで払うべし! と思っております。

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違約金の支払いをためらうな!

いや、喜んでっていうのは、いいすぎました。実際のところ、喜べるもんじゃありません。お金が出ていくだけですものね。

しかし、このブログの読者さんには、渋々でも、「払う!」という選択をしていただきたいと思います。

なぜならば、違約金を払うのが嫌なばかりに、不本意ながら契約したり継続するほうが、損が大きいと、私はわかったからです。

(踏み倒す、というのは除外しております。)

こちらの契約をやめる代わりに、他の商品を買ったり、別サービスを続けてくれたら違約金は発生しませんよとか、携帯電話とかネット回線みたいに他社から乗り換えだと、違約金は肩代わりします、なんて話にも、惑わされないようにしたいものです。

長い目で見たら、お得なことはありません。

違約金の目的

お客さんの立場じゃなくて、サービスを提供する側に気持ちになれば、違約金の目的が見えてきます。

違約金は損害賠償という意味合いも、たしかにありますが、それより顧客との関係を切らさないためのものです。

違約金なんて嫌でしょう、でも、うちのお客さんでいてくれれば、いい手がありますよ、だから去って行かないで!という意図があるのですね。

もしくは逆用して、嫌な違約金を肩代わりするから、うちのところのお客さんになってくださいよ、だったり。

私の場合、使わなくなったリースの違約金を払いたくないばかりに、使いもしない安い物件に乗り換えたり、セコムの警備解約の違約金がわりに、使いもしないココセコム(安い)を契約したり、違約金肩代わりにつられてネット回線を変えたり、いろいろしてきましたけど、のちのち、お得だった!と思ったことがないです。

まさに、事業者の目論見にはまっておりました。

違約金を払ってストレス解消

うちの父親が老人ホームに入所した際に、父に代わって、電話やら何やら、いろんなものを解約手続きにいきました。

違約金はたくさんかかりましたけど、実にスッキリしました。

他のサービスとかススメられても、いらんもんはいらんと、すっぱり断ることのできる心地よさ。

自分のじゃなくて、払うのは父親でしたから、あまりグジグジ考えずにサッサと決断できたのかもしれません。

この毎月の支払い、どうしよう、などという苦悩からは、すっかり解放されるのは、精神衛生上とってもいいです。

いつまでも、余計なものがあると、後悔し続けますが、一時にキャッシュが出ていってしまったら、あとは忘れられます。

不要になったもの、自分が本当に望んでいるものじゃなかった場合、などなど、違約金で話がまとまるなら、とっとと済まして忘れてしまうのが、ベストだと思います。

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