新しい車に買い換える場合、古い車は手放すことが多いと思います。
新車や中古車を買うお店で、古い車を下取りしてくれます。その査定金額を購入価格より差し引いて、差額をお支払、ということになりますね。
10年落ちの車なんかですと、
「うーむ、もうお値段はつかない車なのですが、大事に乗っておられたお車ですから、5万円で下取りさせていただきましょう。」
なんて営業マンに言われて、ラッキー！ 実質5万円の値引きだ！ と喜んでいたら、翌月に中古車オークションで、30万円で売られていた、なんてことはありえます。
正味ポンコツで解体費用がかかる場合もあるのですが、見た感じスクラップでも意外と値段がついて流通している車はあります。
まだ比較的新しい車ですと、30万円だとか、50万円といった下取り査定の金額を付けてくれるでしょうが、市場の相場が実は100万円だったりということもあります。
この差はなんでしょう。
最高の高値でマイカーを売る方法
これは特に、新車販売店で顕著ですが、下取り車って、新車のお店にとって、商品じゃないんですね。店頭に並べられないので、処分すべきガラクタです。オークションで叩き売りです。
ですので、査定の基準は低いです。安全パイです。
しかし、中古車販売を主たる商売としているお店にとっては、中古車は儲けのタネです。商品を揃えないことには商売になりません。
まだ売れる車なら、オークションで競り合ってでも仕入れにかかります。新車販売店の下取り査定の金額なんて、まったく関係ありません。
儲かるか損するか、ギリギリのラインまでせめぎあいをします。
ですから、オークションじゃなくて、ユーザーから直接買い取りできれば、中古車屋さんは、大喜びなのです。
というわけで、乗り換えの車は、下取りに出すより、中古車買取店に買い取ってもらったほうが高値がつきやすい傾向があります。
最新最高の相場で動いているのは中古車買取専門店です。
新車の値引きを一生懸命がんばっていた努力なぞ、バカみたいです。
お店によって得意不得意分野があるので、一社に絞らず、いくつも同時に査定してもらうのが最高値で売るコツです。
インターネットで複数の買取店の一括査定をうけられるサービスがあります。車検証を見ながら3分くらいで入力できます。
クルマ屋を探しながら東へ西へと走り回らなくていいので、これが一番手っ取り早いです。
「いや、もう、ほんとにスクラップだし。」と思っても、離島や海外で需要があったりしますし、事故現状車でも部品が売れたりします。
とりあえず査定はタダでやってくれますから、入力だけでもしてみてください。