車検の費用を安くするには

私はもともと自動車ディーラーに勤めておりまししたので、友人から、ときどき車に関する相談を受けます。

先日は、車検について、お問い合わせをいただきました。ディーラーの見積もりって、高くない? というご質問。

車はレクサスってことでありまして、内心、そんな車に乗っていて、みみっちいことをいいなさんな、と思ったのですが、以下は私の回答です。

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ディーラー車検と格安車検のどちらがお得?

レクサスがどんな見積もりを上げているのかは知らないですが、おおむねディーラー車検は高いです。

それに比べて、街の中古車屋さんや街の修理工場、カー用品販売店とか、ガソリンスタンドは、安い見積もりを上げてきます。

じゃあ、ディーラーじゃなくてもいいやん、てなもんですが、高い安いには、それなりの理由があり、それぞれメリットデメリットもあるのです。

ディーラー車検のメリットとデメリット

ディーラーで車検を受ける一番のメリットは、任せっぱなしにできるということですね。

新車で買ったのなら、新車からのメンテナンスの記録を残してくれています。保証もあります。専用工具もあるし、部品の調達も早いです。自社のクルマですからサービスマンも取扱に慣れています。リコールがあれば、一緒に見てくれます。

指定工場になっていれば検査員もいて、いちいち遠方の車検場に運び込むこともありません。

陸運局の車検場で検査期間満了日の1ヶ月より以前に継続検査を受けた場合、前の車検期間の残りを損することになりますが、指定工場なら45日前から受付できて、前回の車検が切れる日から次の車検期間を継続することができます。(指定工場はディーラーだけに限りませんけれど。)

土曜日でも日曜日でも見てくれますし、預けている間は、代車も貸してくれます。

しかし、ディーラー車検の料金は高めです。だいたい点検とメンテナンスがパッケージ化されており、セット料金です。法定の点検項目は当然のこと、ワイパーのゴムや洗浄液もチェックしてくれます。洗車と掃除もしてくれて、下回りの洗浄などもあります。

オイルやファンベルトなどの消耗品は、次の車検、点検までに持たないと判断されたら、基本的に交換です。バッテリーやタイヤが交換になると、高くなります。

そのかわり、次の法定点検や、車検まで、ユーザーは特にすることはなくなります。

故障や破損は別ですが、何も気にかけずに車に乗ることができ、安心ですね。(本当は運行前に点検は義務付けられているんですが、今どきの車でディーラーで定期的にメンテナンスを受けているクルマなら、パンク以外のトラブルは、まずないでしょう。)

格安車検のメリット・デメリット

格安の車検というのは、陸運局の車検場に持っていって検査に通す手間賃だけなので、安いです。

車検場で車検を受けるのを代行するだけのことなのです。

自賠責保険や重量税など法定費用は、どちらでも一緒ですが、お店に払う手数料は、5000円とか1万円とか、そんなもんです。

車検場までもっていって、不合格となると、二度手間なので、事前にチェックはしてくれます。ヘッドライトの光軸がずれているとか、タイヤの山が減っているなどは、あらかじめ調整や交換はできますが、それは別料金になります。

車検の時点で合格か不合格かというところだけ見ますので、車検を通した翌日に不具合が出たり、ベルトが切れたりしても、そこは文句は言えません。

もちろんお店側も、ここは消耗しているので、あと一月も持たないですよ、と親切に教えてくれるとは思います。売上になるし。でも、交換するかしないかは、お客さんが選べます。すっかり消耗しきってから、交換をしてもいいわけです。

日常点検や簡単な整備は自分でできる、暇もある、車をいじるのは好き、どうせ古い車で、ディーラーの保証もない、という人なら、格安の車検で良いかと思います。

ユーザー車検が一番安上がり

というか、そんな人は、自分で車検場に乗っていって、ユーザー検査を受けるのがいいと思います。陸運局に行くのはなんだか敷居が高いような気もしますが、待合室でユーザー車検の手順のビデオも流していますし、係の人も優しいです。

もし不具合があって、車検にパスしなくても、陸運局の周辺には、そんな人が飛び込んでくるのを待ち構えている整備工場があるものです。チョチョイと見てもらって、再度チャレンジできます。

ライフスタイルに合った車検を選びましょう

というわけで、車検をどこで受けるかは、自分のライフスタイルに合わせると良いです。

相談してきた友人は、会社をいくつも経営していて忙しいし、クルマいじりなんてしそうにないし、ディーラーに任せておくべし、と回答しました。

そもそも都会のタワーマンションに住んでいて、あんまりクルマに乗らないんですよね。車検代を気にするなら、車を手放すべし、ってかんじです。まあ、レクサスはステイタスでしょう。

かっこつけ費、見栄代は貧乏の元なので、良い子は真似しないほうが良いです。

新車のビニールははずすべし

話は変わりますが、もう何年も乗っているのに、新車の時にシートや内張りについているビニールを、つけたまんまの人がたまにいます。

本人は、車を大事にしているつもりでしょうが、破れたり変色したりして、みすぼらしいです。貧乏くさいです。

せっかくのシート生地の感触を楽しめませんし、つるつる滑って危険でもあります。静電気も来るし。

ビニールをつけてたからと言って、下取り査定が上がるわけでもありません。

あのビニールは納車前に汚れないようにという配慮でついているものですので、とっとと外して、クルマを100%楽しむのが良いです。

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