NISAとは少額投資非課税制度のことです。「ニーサ」と読みます。
株式投資の初心者向けです。
NISA口座を使って1年間に購入した株式が120万円以内ならば、高値で売り抜けたり配当をもらえたりして儲かったとしても、非課税になります。(投資信託も対象)
これが、通常の株取引ですと、利益の20.315%の税金がかかります。
たとえば、10万円儲かったら、税金は20,315円。
でも、NISAなら、0円。
これからボチボチと株取引を始めようという人は、NISA口座を作って始めるのが良いですね。
もともとはアメリカの制度ですが、なぜ日本でも始まったのかというと、株式投資に関心のなかった人々を、株の世界に引き込むためです。
お試し無料、みたいなもんです。
日本人って、意外と堅実で、お金を銀行に預けておく人が多数です。積極的に企業に投資する人は少ないのです。
企業からすると、銀行から融資を受けるより、一般人から投資してもらったほうがありがたいです。成績が思わしくなければ配当は出さなくてもいいし、潰れても返さなくて良いですし。
業績好調なら、株価は上がって、投資家も儲かります。
経済活動が活発になるということなのです。
日本の経済のために、少ない資産を銀行に入れっぱなしにしていないで、どんどん株投資をいたしましょう。
ただし、非課税の対象となるのは5年間です。1年毎に120万円の枠があります。5年間の合計で600万円まで。
5年もやればベテランですから、年間120万円にこだわらず、じゃんじゃん投資して、じゃんじゃん儲けて、じゃんじゃん税金を払いましょう。国の税収が増えて、社会福祉や防衛の予算が充実するはずです。
儲からねば、どうせ税金はかかりませんし。
NISA口座はひとりあたり1証券会社にしか開設できません。どうせなら、株取引手数料も0円のところがおすすめです。
SBI証券、松井証券は取引手数料が0円です。
NISAは非課税ではありますが、株式投資で儲かるか損するかは別の問題ですので、投資は自己責任でお願いします。